そなたは美しい。

皆様ジブリ映画をご覧になられたことはありますか?
そしてこのキャラクター、自担みたいだなと思ったことはありませんか?

私はあります!!!!!このジブリ作品に出てほしいとまで思ったことがあります!!!!

ということで今回は有岡くんをジブリの世界に飛び込ませてみようと思います。私の好みや願望が入り混じっているので、「してほしい役」「こんな役で出てそう」「このセリフ言ってほしい」主にこの3点の観点から厳選させていただきました。

file.1 崖の上のポニョ
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崖の上に家にお母さんの「リサ」と暮らす5歳の刈り上げ少年「大貴」はポニョと出会います。周りの大人、幼稚園の友達にも言わず「リサ」と2人だけの秘密。 「僕が守るからね」とそれはまるでお兄ちゃん。お兄ちゃん愛からでしょうか、お魚から人間になってもポニョって分かるんです。人間の5歳の女の子となって「大貴」のもとに帰ったポニョはしばし楽しい兄妹生活を送ります。飲み物飲むときは「気を付けるんだよ」ご飯を食べる時は「ポニョはハムが好きなんだよ!」ラーメンを食べている途中で寝ちゃったら「ポニョ寝ちゃった…」となんとも世話焼きな「大貴」はありったけの愛でポニョを可愛がります。
お母さんのピンチにはポニョと迎えに行くと小舟での大冒険をします。船動かして、2人っきりの旅。寂しくないの?不安だろうに…なんて意志の強いまっすぐな子…「大貴」は強い子だ…あれ?だんだん涙腺がおかしくなってきましたね??
こんな究極の親孝行物語。いかがでしょうか?ポイントは若干5歳の子供が頑張るっていうところだと思うんです。ちっさい体に秘めた優しさや前向きさにこっちが励まされます。とにかくこんな息子もしくは弟がほしい。「頑張ったね大貴!」って頭わしゃわしゃしてあげたい。汗かいてすっかり太陽の匂いに染まった「大貴」を目一杯抱きしめます…。(完)


file.2 魔女の宅急便
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「キキ」が住み込みで働くパン屋に先に住み込みで働いていた魔法使いの見習い「ダイキ」はおっちょこちょいの不器用魔法使い。キキもおてんばさんだけど負けず劣らずのおてんば具合。キキと助け合いながら「俺店番やるわ!」「配達いってきまーす!」と慌ただしい日々を送ります。きっと初対面は「お前も魔法使い?俺も!俺、ダイキっていうんだ!よろしくな!」っていう超王道で十分お腹いっぱい。魔法使いとバレちゃいけないしきたりがあるからこの挨拶で「キキ」を動揺させて二ヤッと憎めない笑顔で微笑んでほしい。無邪気な可愛いアイツで…!そのポジションでお願いします。
「キキ」が「トンボ」と親しくなっているのを見てちょっとムッとしてほしい。「キキ」が好きなんだよね~~~~~~~かわいい~~~~。でも「トンボ」と結局仲良くなっちゃっていざこざを全て消し去るウルトラスーパー平和友情物語。はいこれでいきましょう!!!!!将来は「俺の魔法でみんなを笑顔にするんだ!」っていう夢いっぱいだけど思いやりに溢れたかっこいい魔法使い「ダイキ」であってください。その人柄で誰からも愛される魔法使いになれるよ…。


file.3 コクリコ坂から
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カルチェランタンの中の新聞部に所属。「風間」「水沼」と同級生の「有岡」は高校3年生。社会へ様々なことを訴える学生運動にも積極的に参加している戦後の日本で生きる学生です。熱い男でして、友情や人とのつながりを大事にしていて「ズッ友だよ!」って大声で叫ぶウザったいけどみんなの人気者です。密かに「風間」と「海」の関係が上手くいくようにと援護射撃を欠かさないデキた友人代表です。次第に「海」の友達と出会い恋してもらう……はずだったのですが。ああ。この映画、「風間」も「水沼」も超爆モテなんです。放課後に「海」と出会って自転車二人乗りで送ってあげてサラッとコロッケを2人分買って自分はすぐに口に入れあとは「ん」と渡しそのまま自転車に乗って去っていくこの物語の主人公の1人「風間」…(なんだこの少女漫画のような素敵なシチュ)
一方、見た目は超真面目!ミスター完璧!レディーファーストもサラッとしちゃう!みんな大好きメガネ男子の代表ともいえる「水沼」…ああ。かっこいい。本編ではあまり取り上げられない「水沼」の恋愛事情ですがちょいちょい「海」の妹といい感じになるんですよ。それを小出しにする!!!!!焦らす!!!盛大に焦らされて悶えた人ここに1人!!!!そんな男子学生らが集った映画なのに内容はシビアな部分や儚げなものが多くて学生時代ならではの甘酸っぱさや葛藤がとても綺麗に描写されています。だからどの役だってこなせるので決められず。全部してください(無理)


file.4 ハウルの動く城
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この可愛い坊や「マルクル」は有岡くんです(断言)。いや、「ダイクル」とでもしておきましょうか…この、ハウルの動く城の住民でもありハウルの弟子。マントを使って老人になって「待たれよ」という口癖でお出迎えをするキャラクターです。いやあ可愛い。大好き。言葉になってませんが、髪の毛がはねてる感じから好き嫌いが多いところ、ご飯のマナーがなってない子供感に「ソフィ」にすぐ懐く忠犬感…どれを切り取っても有岡くんにしか繋がらなくなりました。この無邪気なキャラクターがもつまっすぐさが物語のファンタジーさを少し減らし、私たちに親近感を与えてくれるのではないでしょうか。私はそんな風に感じます。さらにこの子、パジャマ姿がどえらい可愛いんです。ロングワンピースみたいものを着ているんですが、どうみてもぬいぐるみ、マスコット…。「マルクル」だけ子どもだから違和感を感じるかもしれませんがさすが「ハウル」の弟子。他のキャラクターと同等にモノを言いますし、よく人のことを知っている。子どもなのにしっかりしてるなあって幼いながらも輝いてて大好きなキャラクターです。よかった、「マルクル」のおかげでハウルの世界に置いていかれませんでした。「ダイクル」には私が作ったご飯沢山食べさせて、笑いながら家事をして、夜寝る前は絵本を読んであげると誓っています。あとは、「待たれよ」っていってほしい…魔法にかかった瞬間から言葉の語尾が「~じゃ」になっちゃいますからね…「ダイクル」ボイスバージョン手に入れなくちゃ(血眼)


はい!これにて締めくくろうと思います!4作品の中へ有岡くんを飛び込ませてみました。
そしてここで題名の由来を綴らせていただきます。私が1番好きな「もののけ姫」でアシタカがサンに心に誓わせるようにこうぶつけるのです。
「生きよ!そなたは美しい。」
命を大切にしてほしい、そんな痛切な思いが込められた大好きな言葉です。無駄にしていい命はない、命を捨てるようなことはやめてくれ…そんなアシタカの叫びに見事に打ち抜かれたのです。ジブリは人生の教えになるような強いメッセージ性があって観るたびに心を揺さぶられます。


これを書き終わって言いたいことは1つ。有岡くんにジブリ映画の声優のお仕事が来ますように。